AM-MGT Generator
AM-MGT発電機
従来の「発電機」のイメージを変える、携帯型マイクロガスタービン発電機。現在、試作機を開発しています。
旅行鞄Sサイズに、発電所の機能を
金属AM(積層造形)で製造するコアユニットに、着火用モーター・バッテリー・発電機を一体化し、旅行鞄Sサイズに収めることを目指しています。持ち運んで、その場で電力をつくることができます。
旅行鞄Sサイズは機内持ち込みサイズ相当の大きさを指します。燃料を使用した機器の航空機への持ち込み可否は、航空会社・各国の規則に従います。

特長
超小型・超軽量
コアユニット約2kg、燃料を除く総重量10kg以下を目標としています。持ち運んで、すぐに展開できます。
マルチフューエル
ジェット燃料・軽油などに加え、ヤシ油・ココナッツオイルなど現地で手に入るバイオ燃料での運転を目指しています。
遠隔監視・遠隔制御
Starlink衛星通信を介した監視・制御システム「Open-Connect+」の搭載を予定しています。
AMならではのものづくり
部品点数を減らし、複雑な形状を一体で成形。金型を使わず、少量から短い期間で製造できます。
つくる工程と、動かす試験
金型を使わず、金属3Dプリンタでコアユニットを造形し、試験台で運転を確かめながら改良を重ねています。
金属3Dプリンタでの造形
レーザーで金属粉末を溶かし、一層ずつ積み重ねて部品をつくります。
試作機(V5)の運転試験
金属AMで造形した試作機を試験台に据え付け、運転状態を確認しました(2025年6月撮影)。
開発目標仕様
| コアユニット重量 | 約2 kg |
|---|---|
| 総重量 | 10 kg以下(着火用モーター・バッテリー・発電機を含む/燃料を除く) |
| 定格出力 | 100–300 W |
| 製造方法 | 金属アディティブ・マニュファクチャリング(インコネル718) |
| 対応燃料(計画) | ジェット燃料、軽油、ガソリン、バイオ燃料(ヤシ油・ココナッツオイル等)、SAF ほか |
| 起動方式 | 電動モーター+バッテリー(セルフスタート) |
| 冷却方式 | 空冷 |
| 通信 | Starlink衛星通信(搭載予定) |
掲載値は開発目標値であり、予告なく変更となる場合があります。対応燃料は開発中の計画で、燃焼を確認した燃料から順次お知らせします。
従来の電源との違い
| 観点 | ジオニックのAM-MGT発電機 | エンジン式携帯発電機 | ポータブル電源(蓄電池) |
|---|---|---|---|
| 持ち運び | 総重量10kg以下を目標 | 機種により重い | 軽量だが出力・容量に上限 |
| 燃料 | バイオ燃料を含む複数の燃料を目指す | 主に単一の燃料 | 充電が必要 |
| 長時間の運転 | 燃料補給で連続運転 | 燃料補給で連続運転 | 容量に依存 |
| 遠隔監視・制御 | 衛星通信で標準化を予定 | 一般に非搭載 | 機種により一部対応 |
提供時期と提供形態
2027年の量産開始を予定しています。発電機本体は、初期費用を抑えられる月額利用(サブスクリプション)での提供を予定しています。
実証へのご参加や導入のご相談は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

